2023年 PARTICLES 2023@ミラノに参加しました
M1の板倉と出口です.
今回はイタリア・ミラノで10月9日(月)から11日(水)の3日間にわたって開催された「PARTICLES 2023」という国際会議にM1の2人で参加しました.
この「PARTICLES 2023」は,工学や応用科学における様々な問題への適用が期待されている,最先端の粒子法ベース解析手法の基礎と応用の両方を対象とした粒子法の国際会議です.
今回が8回目の開催となり,当研究室は6,7回目の開催時も参加しています.
会場はPalazzo delle Stelline Conference Centerで,この施設はミラノ市街の中心に位置しており,周辺には数多くの歴史的建造物が立ち並んでいました.
会場 周辺の街並み
ホテルから会場までのルート確認やトラブル対策のため,7日(土)の深夜にミラノ入りしました.
自分たちの発表は1日目でしたので,8日(日)は会場までのルートを下見した後,ホテルで発表の最終練習を行いました.
初めての海外渡航・英語発表ということで,発表を終えるまで不安な気持ちでいっぱいでした.
会議はまず開会式と招待講演が行われました.
その後コーヒーブレイクを挟んで,テーマごとに会場を分かれセッションが始まりました.
シミュレーションの開発や工業分野への適用はもちろん,生物学や自然災害の予測など幅広い分野のセッションがありました.
開会式の様子
私たちは鋳造プロセスにおける粒子法の適用事例を報告しました.
発表は大変緊張しましたが,無事に最後までやり遂げることができました.
しかし,不慣れで質問に対して十分な回答ができなかった部分がありました.
今回の学会参加で得た経験を糧として,日々の研究や今後の発表に取り組んでいきます.
発表の様子(左から板倉,出口)
また,様々な講演を聴講し,粒子法を用いた最新の研究成果や今後の展望について貴重な情報を得ることができました.
今後,研究を進めていく際の参考にしていきます.
イタリア・ミラノという遠方の地で開催された会議に参加できたのは,普段からご指導を頂いている前田教授を始め,ご支援いただいた関係者の皆様のおかげです.深く感謝申し上げます.