2023年1月27日(金)開催、素形材技術セミナーのお知らせ
前田がコーディネーターのオンライン素形材技術セミナーが開催されます。興味ある方は参加の検討をお願いします。
オンライン素形材技術セミナー
「製造現場におけるデジタル技術活用 研究・実用化最前線」
~デジタルツイン・AI等による最適化、予測精度・生産性・品質向上への取組み~
主催 : 一般財団法人 素形材センター
わが国の素形材産業は様々な技術革新により、基盤産業として著しい発展を遂げてきました。しかしながら、わが国経済は従来とは異なる抜本的な変革を求められており、素形材産業もさらに競争力強化を図ることが重要と考えられます。このような状況の下、更なるデジタル技術活用による生産性・品質等向上のため、下記プログラムによるセミナーを企画いたしました。今回は、鋳造分野と共に機械加工分野も含め、多様な側面から具体的な活用の取組みをご紹介します。ご多忙中とは存じますが多数ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。
●日 時 令和5年1月27日(金)10:00~16:30
オンラインセミナー(Cisco Webex Meetingsを使用)
●プログラム
コーディネーター 大同大学 工学部機械工学科 教授 工博 前田 安郭
1.挨拶——————————————————————————————- 10:00~10:10
大同大学 工学部機械工学科 教授 工博 前田 安郭
2.ものづくりにおけるDX ~ 機械加工を進化させる革新的データ活用/デジタルツイン——– 10:10~11:20
ものづくりにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の動向を紹介するとともに、エンドミル加工を対象としたシミュレーション技術の進化とその応用事例を紹介する。また、シミュレーションとは異なるデジタルツインの捉え方を説明し、エンドミル加工のモニタリングを例にデジタルツインの応用事例を紹介する。
神戸大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 教授 工博 白瀬 敬一
3.鋳造CAEにおけるV&Vの考え方と事例——————————————————– 11:20~12:00
鋳物の品質を向上させるために鋳造CAEの有効活用が求められるが、品質保証の肝ともなる「検証(Verification)」と「妥当性確認(Validation)の考え方や事例について紹介する。また人工知能の第2世代に砂型造型へニューラルネットワークを適用した事例も紹介する。
大同大学 工学部機械工学科 教授 工博 前田 安郭
4.DX技術×最適化技術を活用した製造現場における生産性の向上——————————- 13:00~14:10
数値流体力学(CFD)を援用したDX技術×最適化技術に関する紹介を行うとともに,ダイカスト製造プロセスや重力鋳造プロセスにおいて,製品品質と生産性の向上を実現した事例について紹介する。
三重大学大学院 工学研究科 知能ロボティクス研究室 教授 工博 矢野 賢一
5.AI を活用したダイカスト品質向上の取組み —————————————————— 14:10~15:10
カーエアコン用コンプレッサーのダイカスト部品は高気密・高耐圧性を必要とする。その良品製造条件をAIで追求した結果、良品率が向上。またAIで、鋳造後の良品/不良品判断に活用できるシステムを開発した。
㈱豊田自動織機 ITデジタル推進部人材育成プロジェクト プロジェクトリーダー 井上 雅昭
6.生型量産ラインにおけるICTを用いた品質改善活動の取り組み ———————————– 15:20~16:20
クボタ恩加島事業センターの生型量産ラインにおけるICTを用いた品質改善の取り組みについて紹介する。センシング項目の選定にあたっての考え方、各種インラインでの測定項目の事例、データ活用状況について述べる。
㈱クボタ 恩加島事業センター 白沢 卓大
7.総合質疑—————————————————————————————— 16:20~16:30
司会 大同大学 工学部機械工学科 教授 工博 前田 安郭
出席講師全員 (予定)
*状況によっては、プログラムの変更、開催を中止させていただく場合がございますので、ご了承ください。
オンライン素形材技術セミナー開催案内